コロナ禍でジムをやめ、気持ちが沈む日々が続いていた。そんなとき、ヨガと出会い、「もっと知りたい」という気持ちが止まらなくなった。美優さんがRYT200の取得を決意したのは、そういう切実な動機からでした。40代で新しいことに挑戦することへの不安より、「このまま何もしないでいる方が怖い」という感覚の方が強かったと言います。ヨガの資格取得は、単なるスキルアップではなく、自分自身を取り戻すための一歩でした。
この記事のポイント
- マンツーマンセッションでは、オンライン越しでもアーサナのアライメント修正が丁寧に行われ、独学では気づけない身体の癖を発見できます。
- RYT200は技術・哲学・解剖学・倫理を200時間かけて学ぶ入門資格であり、40代からでも取得期限なしで自分のペースで進められます。
- ヨガを「もっと知りたい」という純粋な好奇心が、資格取得後の指導や自己実践の質を根本から変える原動力になります。
RYT200とは何か、40代が学ぶ意味
RYT200(Registered Yoga Teacher 200)は、全米ヨガアライアンスが認定する200時間の入門資格です。ヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理の基礎を体系的に学ぶプログラムで、多くの人がヨガ指導者としての第一歩をこの資格から踏み出します。資格取得後は、継続教育の受講と会員資格の更新、そして倫理的なコミットメントを維持することが求められます。
40代でこの資格に挑戦する人が増えています。人生の折り返しを過ぎたころに、「身体のことをもっと深く知りたい」「ヨガを誰かに伝えたい」という欲求が芽生えるのは、自然なことでしょう。長年ヨガを練習してきた積み重ねが、学びの土台として機能するからです。
美優さんの場合、ヨガを始めたのは資格取得のためではありませんでした。コロナ禍でジムを辞め、気持ちが落ち込む日々の中で、ヨガが心の支えになっていった。その体験が「もっと深く知りたい」という動機に変わり、RYT200という選択肢に自然とたどり着いたのです。
ヨガ哲学の観点から言えば、この「知りたい」という衝動は、サンスクリット語で「ジジャーサ(jijñāsā)」と呼ばれる探求心に近いものです。自分の内側への問いかけが、学びの質を根本から変えます。目的が明確であるほど、学びは深くなります。
なぜオンラインで学ぶことを選んだのか
コロナ禍を経て、オンラインでの資格取得という選択肢は広く浸透しました。美優さんがOREO YOGA ACADEMYのオンラインコースを選んだ理由は、シンプルでした。「動画を見るということで、空いた時間に見ることができ、また何度も見直せる」という点が決め手だったと言います。
何度でも巻き戻せる、という機能は、単なる利便性以上の意味を持ちます。ヨガの解剖学や哲学は、一度聞いただけでは身体に落ちてこない知識です。繰り返し視聴することで、頭で理解した内容が少しずつ実感へと変わっていく。この「繰り返し」が、学びの定着において重要な役割を果たします。
OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは、オンデマンド動画にZoomやLINEを組み合わせたハイブリッド形式で構成されています。取得期限を設けず、自分のペースで進められる設計になっており、仕事や日常生活との両立がしやすい点が特徴です。座学10回・実技10回のカリキュラムに加え、リードトレーナーとのマンツーマンセッションが60分3回設けられています。
「自分のペースでOK」という言葉は、指導の場でよく使われますが、学習においても同じことが言えます。焦りは身体を硬くし、理解を浅くします。期限のプレッシャーなく進められる環境が、深い学びを可能にします。
マンツーマンセッションで何が変わったのか
美優さんが学びの中で最も印象に残ったのは、マンツーマンセッションでした。「動画だけでなく、マンツーマンでのアドバイスでの気づきが多かったので、とてもありがたかった」という言葉に、その体験の重さが滲みます。
さらに印象的だったのは、「ネットでもきちんとアーサナの修正もしてくださいました」という点です。オンラインでアライメントの修正ができるのか、と疑問を持つ人は少なくありません。しかし実際には、カメラ越しに身体の使い方を確認し、具体的なフィードバックを受けることは十分に可能です。
解剖学的に見ると、アーサナのアライメントは「見た目の形」ではなく「骨格と筋肉の関係性」で決まります。骨盤の傾き、肩甲骨の位置、体重のかかり方。これらはカメラ越しでも観察できる情報です。経験のある指導者であれば、映像から身体の癖を読み取り、的確な言葉で修正を促すことができます。
「グループレッスンでは『無理をしないで』と伝えていても、アーサナに自分の体を合わせようとする方が多いんです。でもマンツーマンだと、その人の骨格や筋力に合わせて、アーサナを体に当てはめていく感覚を丁寧に伝えられる。美優さんのように、マンツーマンのセッションで気づきが多かったというのは、まさにそこだと思います。今できるところで十分、という感覚が身体に入ったとき、ヨガの見え方が変わります。」
— 間宮 愛(ヨガインストラクター)
美優さんはもともと筋トレが好きで、身体を動かすことへの関心は高かった。しかしヨガの文脈で「身体を知る」ということは、筋トレとは異なるアプローチです。力で形を作るのではなく、自分の骨格に合った動きを探していく。その探求の入口として、マンツーマンセッションが機能したのでしょう。
40代の挑戦が持つ、独特の深さとは
ヨガを始めたきっかけが「気持ちの落ち込み」だったという事実は、美優さんの学びに特別な深みを与えています。身体を動かすことで心が整う、という体験を先に持っていたからこそ、「なぜヨガは効くのか」という問いが生まれました。その問いが、RYT200という体系的な学びへの扉を開きました。
呼吸という観点から見ると、ヨガが心に作用するメカニズムは明確です。ヨガの実践では、意識的な呼吸(プラーナーヤーマ)が自律神経系に働きかけます。副交感神経が優位になることで、緊張が緩み、心が落ち着く。コロナ禍の閉塞感の中でヨガが支えになったのは、この生理的なメカニズムが背景にあります。
「今の呼吸を観察してみてください」という言葉は、指導の場でよく使われます。呼吸は今この瞬間にしか存在しない。それを観察することで、過去への後悔や未来への不安から意識が離れます。美優さんがヨガに救われた感覚は、この呼吸の力と切り離せません。
40代という年齢は、身体の変化を実感し始める時期でもあります。筋トレで鍛えた身体も、疲れの抜け方が変わってくる。美優さんが「筋トレをしすぎた体を緩めたり、柔軟性をつけていきたい」と語る言葉には、身体との付き合い方を見直したいという意識が滲みます。ヨガはその橋渡しになります。強さと柔軟性、動きと静止、緊張と弛緩。相反するものを同時に扱う実践として、ヨガは40代の身体に特に響くものがあります。
学びを通じて変わった、ヨガとの向き合い方
美優さんは講座受講中から、友人にヨガを教え始めていたと言います。学びながら伝える、という経験は、理解の深さを一段階引き上げます。「教えることで初めてわかること」は、ヨガに限らず、あらゆる学びに共通する真実です。
担当講師から「最後のセッションではものすごくティーチングがレベルアップしていた」と評価されたという事実は、単なる褒め言葉ではありません。それは、学びが身体に入った証拠です。知識として頭に入っていた情報が、伝える経験を通じて実感へと変わった。その変化が、セッションの中で可視化されたのでしょう。
RYT200の取得後、美優さんの目標はボディメイクの大会への出場です。筋トレとヨガを組み合わせ、身体を整えながら目標に向かう。ヨガで培った身体への観察眼は、トレーニングの質を変えます。どこに力が入っているか、どこが緊張しているか。その感覚を持ちながら身体を動かすことは、単なる筋力強化とは異なる次元の実践です。
「ご自身のことに興味を持ち、それを深めようとする姿勢そのものが、実践を豊かにします。美優さんのように、ヨガ以外の分野への情熱を持ちながら学ぶ方は、その経験がヨガの理解に還元されていく。身体を知るという点で、筋トレとヨガは対立するものではなく、互いを深め合うものだと思っています。」
— 間宮 愛(ヨガインストラクター)
OREO YOGA ACADEMYでRYT200を学ぶ前に知っておきたいこと
OREO YOGA ACADEMYのRYT200は、全米ヨガアライアンス認定スクール(RYS)として提供されています。学習形式は複数あり、オンラインコース・通学短期集中マンツーマン・沖縄や京都・軽井沢でのリトリート合宿から選ぶことができます。美優さんが選んだオンラインコースは、税別240,000円(期間限定価格)で提供されています。
支払いは、銀行振込(一括のみ)またはクレジットカード(1回から最大20回の分割払い)に対応しています。取得期限は設けられておらず、自分のペースで進められる点は、仕事や家庭との両立を考える40代にとって現実的な選択肢です。
Yoga Allianceへの資格登録には、申請料として一回50ドル、その後の年会費として65ドルが別途必要です。これはスクールの受講料とは別に、Yoga Alliance側に直接支払う費用です。資格取得後も、継続教育の受講と会員資格の更新が求められます。長期的なコストとして把握しておくことが大切です。
オンラインコースでは、全体の15%以上を同期型(ライブ)学習として実施することが明記されています。完全に録画視聴だけで完結するわけではなく、ZoomやLINEを通じたリアルタイムのやり取りが学びの核になります。美優さんが「マンツーマンでの気づきが多かった」と語るのは、この同期型学習の質の高さを示しています。
対面での学びを重視したい場合は、通学短期集中マンツーマン(税別280,000円)や合宿形式も選択肢です。代々木上原校・横浜校をはじめ全国の拠点で対面指導を受けられます。学習スタイルや生活環境に合わせて形式を選べる点が、このスクールの特徴の一つです。
よくある質問
まとめ:40代の「もっと知りたい」は、最強の出発点
美優さんの学びを振り返ると、資格取得の動機が「外側からの目標」ではなく「内側からの問い」だったことが、学びの質を決定づけていたと感じます。ヨガが心の支えになった体験があり、その体験を深く理解したいという欲求があり、その先にRYT200という学びがあった。この順序が、マンツーマンセッションでの気づきを最大化し、講座中から友人への指導を可能にしました。
40代でヨガの資格取得を考えているなら、まず自分の「なぜ」を丁寧に掘り下げてみてください。インストラクターになりたいのか、自分の実践を深めたいのか、身体の仕組みを知りたいのか。その「なぜ」が明確であるほど、学びは速く、深くなります。
OREO YOGA ACADEMYでは、毎日オンライン個別説明会を実施しており、当日・直前の予約も可能です。1対1で概要を聞き、疑問を解消してから判断できる機会として活用できます。学習形式・費用・サポート体制など、自分の状況に合った形を確認してから一歩を踏み出すことが、長く続く学びの基盤になります。
参考文献
- Yoga Alliance 認定トレーニングの選び方 Yoga Alliance(参照日: 2026年03月)
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