ダンスの舞台に立ち続けてきた人が、あるとき自分を支えるはずの世界に息苦しさを感じ、まったく違う場所で新しいキャリアを選び直すことがあります。ゆいさんもその人です。長年ダンスインストラクターとして活動してきた中で、比べられることに疲れ、心と体のバランスを崩した時期を経て出会ったのがヨガでした。そこから全米ヨガアライアンスRYT200の取得へと進み、ヨガインストラクターとしてのキャリアを歩み始めています。ダンスで培った表現力と、ヨガの学びで得た視点を重ね合わせながら、今も次の一歩に向けて練習を重ねています。
この記事のポイント
- ヨガインストラクターのキャリアは資格取得だけで完成するのではなく、学びの過程で得た気づきが指導観を形づくります。
- RYT200はヨガの技術・哲学・解剖学・倫理を200時間で学ぶ入門資格で、多くの新人講師がキャリアの出発点として選んでいます。
- 受講前には学習形式やサポート体制、卒業後にどこまで関われるかを確認しておくと、キャリアの土台づくりに落ち着いて取り組めます。
ダンスからヨガへ―ゆいさんがヨガインストラクターのキャリアを考えたきっかけ
ゆいさんがヨガに出会ったのは、趣味として細々と続けていた練習の延長でした。長年ダンスインストラクターとして仕事をし、自分自身もレッスンに通う日々の中で、次第に「比べられてなんぼの世界」に疲れを感じるようになっていったといいます。仕事に行けなくなり、夜も眠れない時期があり、鬱病のような症状に悩まされたこともあったそうです。
「誰とも比べなくて良い。そんなヨガの空間に救われました」
この言葉は、単なる感想ではなく、ゆいさんがヨガインストラクターというキャリアを選ぶ核になった実感です。「比べられて悩んでいる人の手助けをしたい」という思いが芽生え、ダンス以外にも教えられるものを持っておいたほうが強いと考えたことが、資格取得を決めた理由になりました。競争や評価の中で心をすり減らした経験があるからこそ、同じ状況にいる人の存在に気づける。その視点は、指導者として人と向き合ううえで大きな土台になっていきます。
ヨガインストラクターのキャリアとは?資格が示す「教える力」の基盤
ヨガインストラクターのキャリアとは、ポーズを正確に伝えるだけの技術職ではなく、身体の使い方・呼吸・哲学・倫理までを含めた「人と向き合う力」を積み重ねていく仕事です。その出発点として多くの新人講師が選ぶのが、全米ヨガアライアンスのRYT200です。
RYT200は、ヨガの技術・哲学・解剖学・倫理の基礎を学ぶ200時間のトレーニングとして位置づけられており、これから教える立場に立つ人にとって共通の土台になる資格です。ゆいさんが「ダンス以外にも教えられるものがあった方が強い」と考えたのは、この資格が単なる肩書きではなく、指導者としての基準を自分の中に持てるものだと感じたからでしょう。
資格を取得したあとも、キャリアはそこで完成するわけではありません。全米ヨガアライアンスの資格を維持するには、継続教育の受講と会員資格の更新、そして倫理的な指針への理解を保ち続けることが求められます。取得はゴールではなく、指導を続けていくための入口だと捉えると、ゆいさんのように「ここからがスタート」という感覚がしっくりくるはずです。
なぜOREO YOGA ACADEMYを選んだのか―決意の瞬間
スクールを選ぶ段階では、正直なところ迷いも大きかったといいます。
「最初はどこに通っても一緒じゃない?って思っていたので、恥ずかしい話、ローンを組まずに分割払いができる所、しか頭になかったです」
この言葉には、資格取得を検討する多くの人が抱く現実的な悩みが表れています。学びの内容そのものよりも、まず生活の中で無理なく続けられるかどうかが判断の入り口になるということです。OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは270,000円(税別)で、クレジットカードを使えば1回から20回までの分割に対応しており、月々13,500円からという支払い方法が用意されています。ローンを組まずに始められる選択肢があることは、迷いを一歩前に進める材料になったようです。
ただし、決め手はそれだけではありませんでした。「卒業してからのサポート体制が整っていたほうが有難いので、気軽に相談できそうだなと思いOREOに決めました」と振り返っています。担当制のサポートのもとでLINEやメール、電話で相談できる体制、そして毎日開催されている1対1のオンライン個別説明会は、資格取得後も人にならずに済むという安心感につながったと言えます。
オンラインで学ぶRYT200―学びの過程で見えた景色
RYT200オンラインコースの学びは、動画講義とLINEでのマンツーマン実技セッションを組み合わせた形で進みます。ゆいさんはこの形式について、率直な感想を残しています。
「動画もわかりやすくて、LINEの返信もはやくて、大変助かりました」
動画講義は全20講義・28本に分かれ、1回あたり最大60分程度の短い構成になっているため、仕事の合間や夜の時間を使って少しずつ進められる仕組みです。視聴には24時間いつでもアクセスでき、取得期限が設けられていないため、卒業後も見返せる点は、忙しい生活の中で学びを続ける人にとって心強い設計だと言えます。
転換点―「誰とも比べなくていい」という言葉が導いた変化
学びの過程で大きかったのは、担当した講師の姿勢だったといいます。
「いつもにこやかで、丁寧にフィードバックも下さって、良かったです」
完璧なポーズを求められるのではなく、丁寧に向き合ってもらえたという実感は、ダンスの世界で比べられ続けてきたゆいさんにとって、指導とはどうあるべきかを考え直すきっかけになったはずです。この転換は、指導理念そのものにも深く関わる部分です。
「完璧なポーズを求めるより、その人なりの心地よさを見つけることが大切だと気づきました。比較ではなく、昨日の自分より少し前に進めればいい。ゆいさんが『誰とも比べなくて良い』というヨガの空間に救われたという話は、多くの人が指導者を目指す入口でもあると感じます。壁にぶつかった経験がある人ほど、生徒の小さな変化に気づける指導者になれるのでしょう」
— MAYU(ヨガインストラクター)
ヨガ哲学の中には、他者や自分自身と過剰に比較しないという考え方が根底にあります。無理せず、心地よいところで自分の状態を確かめる練習を重ねることは、身体の柔軟性だけでなく、指導者としての観察力を育てる土台にもなります。ゆいさんが感じた「比べなくていい」という空気は、こうした哲学が日々の練習の中で実感として積み重なった結果だと言えるでしょう。
資格取得後、ヨガインストラクターとしてのキャリアはどう変わったか
資格取得はキャリアの完成ではなく、実践に向けた次の段階の始まりです。今後の目標について、ゆいさんはこう語っています。
「インストラクションの練習をたくさんして、その後は代講たくさん受けて現場を経験して、まずは週1でもヨガのクラスを受け持てるように、頑張ります」
代講を重ねながら現場経験を積み、週本のクラスを持つという目標は、着実に段階を踏むキャリアの築き方を示しています。指導のスキルは1度の学びで完成するものではなく、実際に生徒の前に立ち、反応を見ながら少しずつ調整を重ねていくことで育っていく感覚があります。呼吸のペースや体の緊張具合を見極める観察力は、繰り返しの実践の中で磨かれていくものです。
その一方で、受講を振り返って感じた要望もありました。「卒業するまでに対面の勉強会みたいなものが沢山あったら、オンラインでも安心できるかな」という声や、卒業生同士のオーディション情報の共有があればという思いも語っています。オンラインでの学びに満足しながらも、対面での確認や卒業後のつながりを求める気持ちは、資格取得後もキャリアを続けていくうえで自然な感情だと言えるでしょう。
OREO YOGA ACADEMYを検討する人が受講前に確認したいこと
ヨガインストラクターのキャリアを考えるとき、学び方を自分の生活に合わせて選べるかどうかは重要な判断材料になります。OREO YOGA ACADEMYでは、RYT200オンライン(270,000円・税別)に加えて、全国出張の短期集中マンツーマン(310,000円・税別)、沖縄・京都・軽井沢で行われる合宿リトリート(350,000円・税別から)という3つの受講形式が用意されています。オンラインと対面を組み合わせた選択肢があるため、通学の負担と自分のペースで進めたい気持ちのバランスを取りやすくなっています。
支払いは銀行振込の一括(5,000円割引あり)か、クレジットカードでの1回から20回までの分割に対応しています。支払い期限は申込日から1週間以内となるため、検討段階で条件を確認しておくと安心です。返金保証はなく原則返金がない点も、申し込み前に把握しておきたい部分です。
全米ヨガアライアンスへの登録には、申請料50ドルと年会費65ドルが別途必要になります。海外の登録ヨガスクールの授業料は、プログラムの長さや形式によって1,500ドルから5,000ドル以上と幅があるとされており、国内のスクールを検討する際にも、料金だけでなくサポート体制や学習形式を含めて比較する視点が役立ちます。担当制のサポートやLINEでの相談、毎日開催の個別説明会といった体制は、OREO YOGA ACADEMYの公式サイトの案内で確認できます。実際にどのコースが自分の生活リズムに合うかは、公式ページの案内を見ながら具体的に検討してみると判断がしやすくなるはずです。
よくある質問
まとめ:ヨガインストラクターのキャリアを始める前に立ち止まって考えたいこと
ゆいさんの歩みが示しているのは、資格取得が特別な人だけの道ではなく、比べられることに疲れた経験からでも新しいキャリアにつながるという事実です。学び方や料金、サポート体制は事前に確認できる情報ですが、どんな理由でヨガに向き合いたいのかという気持ちは、自分自身にしか答えられません。まずは公式サイトの案内を見て、オンライン・短期集中マンツーマン・合宿という選択肢の中から、自分の生活と目的に合う学び方を具体的に想像してみることから始めてみてください。今日の自分を少し肯定できたら、その先の一歩はきっと軽くなっているはずです。
参考文献
- Yoga Alliance 認定トレーニングの選び方 Yoga Alliance(参照日: 2026年07月)
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