「マタニティヨガの資格を取りたいけれど、先にRYT200を取得しなければいけないの?」——そう感じて、一歩を踏み出せずにいる方は少なくありません。結論から申し上げると、RPYT85のコース自体はRYT200を持っていなくても受講できます。ただし、全米ヨガアライアンスにRPYT85として正式に登録するためには、RYT200の登録が別途必要になります。この「受講できる」と「登録できる」の違いを最初に整理しておくことが、資格取得の計画を立てるうえで非常に重要です。
この記事では、RPYT85とRYT200の関係性を制度の観点から丁寧に解説します。初めてヨガ資格を検討する方が抱えやすい疑問や不安を整理しながら、どのような順番で学びを進めるのが自分に合っているかを判断するための材料をお伝えします。
この記事のポイント
- ①RPYT85のコース受講にRYT200は必須ではありませんが、全米ヨガアライアンスへの登録申請にはRYT200の登録が必要です。
- ②RYT200は「テクニック・哲学・解剖学・倫理の基礎を学ぶ200時間の入門資格」であり、多くの新人インストラクターが最初に取得する土台となる資格です。
- ③RPYT85とRYT200を並行して学べるスクールを選ぶことで、資格取得までの道のりを効率よく設計できます。
上記の3点が、この記事全体を通じてお伝えしたい核心です。以下では、それぞれの根拠と具体的な学び方の流れを順を追って解説していきます。
RPYT85とRYT200の関係とは?「不要」の意味を正確に理解する
「RPYT85にRYT200は不要」という情報が一人歩きしやすいのですが、この表現には重要な前提条件があります。コースへの入学・受講という観点では、RYT200を持っていなくても学習を始められます。一方で、全米ヨガアライアンスにRPYT85として正式登録するためには、RYT200の登録が別途求められます。
全米ヨガアライアンス(Yoga Alliance)は、RYT資格を取得する最初のステップとして「認定ヨガスクール(RYS)でのトレーニング受講」を案内しています。RYT200はその入口に位置する資格であり、ヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理の基礎を学ぶ200時間のトレーニングです。多くの新人インストラクターがこの資格からキャリアをスタートさせるのは、こうした体系的な基礎が指導の土台として機能するからです。
RPYT85はマタニティヨガ専門の資格で、85時間のカリキュラムで構成されています。妊娠中の身体の変化や安全な指導法を専門的に学ぶ内容であり、RYT200とは学習領域が異なります。ただし、全米ヨガアライアンスの資格体系において、RPYT85はRYT200を基盤として成り立つ専門資格という位置づけになっています。
つまり、実際の学習の順番としては次のようなパターンが考えられます。
- パターンA:先にRYT200を取得してから、RPYT85を受講・登録する
- パターンB:RPYT85のコースを先に受講しながら、並行してRYT200も学ぶ
- パターンC:RPYT85のコースを修了後、RYT200を取得してから両方を登録する
どのパターンが自分に合っているかは、現在のヨガ経験・学習ペース・目指す指導スタイルによって異なります。重要なのは「受講できる」と「登録できる」を混同せず、最終的なゴールから逆算して計画を立てることです。
「現場でよく見るのは、"マタニティヨガを教えたい"という明確な目標があるのに、RYT200が先か後かで悩んで動けなくなってしまうケースです。私自身、RYT200を取得してから指導の幅が大きく広がりました。解剖学や哲学の基礎があると、マタニティヨガの専門知識がより深く身につきます。まずは自分が何を目指しているかを明確にして、そこから逆算して学びの順番を考えてみてください。」
--- MAYU(ヨガインストラクター)
初心者が感じやすい不安を整理する
ヨガ資格の取得を検討し始めたばかりの方が感じやすい不安には、いくつかの共通したパターンがあります。ここでは代表的な3つの疑問を取り上げ、根拠のある情報をもとに整理します。
「ヨガ歴が浅いとRYT200は難しいのでは?」
RYT200は「多くの新人インストラクターが最初に取得する入門資格」と全米ヨガアライアンスが案内しています。つまり、経験豊富な上級者だけを対象にした資格ではありません。ヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理を体系的に学ぶことが目的であり、学習を通じて基礎を身につけていく設計になっています。
もちろん、ある程度のヨガ実践経験があるほうが理解が深まりやすい側面はあります。しかし「ヨガ歴が浅いから無理」という思い込みは、資格取得の機会を不必要に遠ざけてしまいます。認定スクールのカリキュラムは、基礎から段階的に積み上げられる構成になっているため、学習の流れに沿って進めることが大切です。
海外在住で日本語でのヨガ指導を目指していた紗季さんも、オンラインでRYT200を取得しました。子育てと並行しながら自分のペースで学び、半年足らずで資格を取得したと話しています。
「もともとなんでも先送りにしてしまう性格なのと、子供の夏休みや突然の休校とも重なってかなりのマイペースではありましたが、ホームページで見た通りの内容、進め方で勉強することができ、半年足らずで取得することができました。」
「資格を取っても維持が大変そう」
全米ヨガアライアンスの資格は、取得後も継続教育と会員更新によって維持していく必要があります。具体的には、3年間で30時間の継続教育(うち最低10時間はコンタクトアワー、残り20時間は自己学習可)が求められます。また、Yoga AllianceのEthical Commitmentへの遵守も求められます。
費用面では、全米ヨガアライアンスへの申請料が一回50ドル、年会費が65ドルです。これはスクールの受講料とは別に発生する費用ですので、資格取得の計画段階で把握しておくことをおすすめします。
「維持が大変」と感じる方もいますが、継続教育はヨガインストラクターとしての知識・技術をアップデートし続けるための仕組みでもあります。資格を活かして指導を続けていく意志があれば、継続教育は負担というより学びの機会として捉えることができます。
「費用が高くて踏み出せない」
ヨガ教師トレーニングの費用は、プログラムの長さ・場所・形式によって幅があります。全米ヨガアライアンスの案内によると、登録ヨガスクールの授業料は1,500ドルから5,000ドル以上と異なります。日本国内のスクールでも、受講形式や内容によって費用は大きく異なります。
OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは270,000円(税別)で、クレジットカードを利用すれば最大20回の分割払いが可能です(月々13,500円〜)。一括払いを希望する場合は銀行振込で5,000円の割引も受けられます。なお、分割払いはクレジットカードのみ対応しています。
費用の高さを感じる場合は、一括か分割かの選択肢を確認しながら、自分の生活設計に合った支払い方法を選ぶことが重要です。また、スクールによって提供される内容・サポート体制・受講形式が異なるため、費用だけでなく総合的な価値で比較検討することをおすすめします。
RYT200の学び方:何を・どのように学ぶのか
RYT200では、ヨガの指導に必要な基礎知識と実技を体系的に学びます。全米ヨガアライアンスの定義によれば、テクニック・哲学・解剖学・倫理という4つの柱が学習の中心です。
テクニックでは、ポーズの正確な実施方法やシークエンスの組み立て方を学びます。哲学では、ヨガの起源や八支則(アシュタンガ)といった思想的背景を理解します。解剖学では、身体の構造と動きの関係を学び、安全な指導に活かします。倫理では、インストラクターとして守るべき職業倫理を身につけます。
OREO YOGA ACADEMYのRYT200コース(オンライン・通学短期集中・合宿)では、全20講義・動画28本の録画講義が共通で提供されます。1回あたり最大60分程度の短い動画に分かれており、通勤中や育児の合間といったスキマ時間を活用しながら学習を進めることができます。動画は24時間いつでも視聴可能で、取得期限はなく、卒業後も繰り返し視聴できます。
受講形式は大きく3つから選べます。オンラインコース(270,000円・税別)は動画講義と講師との1対1のLINEマンツーマン実技セッションを組み合わせた形式で、日程は講師と個別に調整します。短期集中マンツーマン(310,000円・税別)は動画講義に加え、講師が全国47都道府県に出張して2日間の対面マンツーマン指導を実施します(出張費はコース料金に含まれます)。合宿リトリート(350,000円〜・税別)は沖縄・京都・軽井沢の3拠点から選択でき、2泊3日・少人数制5名以内で学ぶ形式です(宿泊費込み・交通費別)。
紗季さんはオンラインコースを選択し、担当講師との個別セッションを通じて着実にスキルを積み上げました。
「ちょうど良いタイミングで講義が組まれていたり、動画やマイページの見やすさ、勉強の進捗具合の分かりやすさなど本当に絶妙で、最後まで飽きることがなかったです。しかも正直こんなにしっかり身につくとは思っていなくて、受講後の今、自宅での少人数レッスンですがクラスを持てることに自分でも驚いています。」
カリキュラムを修了し修了テストに合格すると、全米ヨガアライアンスへの登録申請が可能になります。OREO YOGA ACADEMYは全米ヨガアライアンス認定校(RYS)であり、PMA加盟校でもあります。
スクール比較に進む前に整理しておきたいこと
資格取得を本格的に検討し始めたら、スクールの比較に進む前にいくつかの点を自分の中で整理しておくと、選択の精度が上がります。
こんな方は比較記事を読む前に確認を
まず確認したいのは、「何の資格を、いつまでに取得したいか」という優先順位です。RPYT85を先に学びたいのか、RYT200から始めるのか。それとも両方を並行して学べるスクールを探しているのか。この方向性が定まっていないと、スクールの比較軸が定まりません。
次に、学習スタイルの相性を確認してください。自分のペースでじっくり学びたい方にはオンラインコースが向いています。対面でのフィードバックを重視する方には、マンツーマン対面や合宿形式が合う可能性があります。大人数クラス中心の通学制を希望する場合は、スクールの提供形式と事前に照合することが重要です。
また、費用と支払い方法の確認も欠かせません。受講料だけでなく、全米ヨガアライアンスへの申請料(一回50ドル)と年会費(65ドル)が別途発生することを念頭に置いてください。スクールによっては銀行振込の一括払いのみ対応の場合もあるため、分割払いの可否と条件も確認しておくと安心です。
OREO YOGA ACADEMYが向いている方
自分のペースで学びながら、必要に応じて対面指導も受けたい方、またはRYT200とRPYT85を同じスクールで並行して学びたい方には、OREO YOGA ACADEMYの選択肢が参考になります。オンライン・全国出張マンツーマン・合宿リトリートという3つの受講形式から自分に合ったスタイルを選べるほか、RPYT85・RCYT95・RYT500・YACEPなど複数の資格コースを提供しています。
担当制サポートのもとでLINE・メール・電話での相談が可能で、毎日開催の1対1オンライン個別説明会(約60分)も設けられています。資格取得後のインストラクターデビュー支援もあります。詳細はOREO YOGA ACADEMY公式サイトで確認できます。
一方で、大人数クラス中心の固定通学制を前提にしている方は、受講形式の相性を事前に確認することをおすすめします。スクールの形式と自分の学習スタイルが合っているかどうかは、長期的な学習継続に大きく影響します。
複数のスクールを比較検討する際は、受講形式・費用・サポート体制・取得できる資格の種類を軸に整理することで、自分に最適な選択肢が見えてきます。比較記事を活用しながら、情報を体系的に整理してみてください。
よくある質問
まとめ:次の一歩をどう踏み出すか
RPYT85の受講にRYT200は必須ではありませんが、全米ヨガアライアンスへの正式登録にはRYT200の取得が求められます。この制度上の区別を理解したうえで、自分がどの段階から学びをスタートさせるかを決めることが、遠回りのない資格取得への近道です。
RYT200は指導の基盤となる知識と技術を体系的に習得するための資格であり、RPYT85のような専門資格を活かすためにも、その土台が重要な役割を果たします。学習の順番に迷ったときは、最終的に目指す指導スタイルから逆算して考えてみてください。
「16年間指導を続けてきた経験から言えるのは、資格は取得してからが本当のスタートだということです。RYT200で学んだ解剖学や哲学の知識は、日々のクラスで生きてきます。マタニティヨガを専門にしたいなら、まずRYT200でしっかりとした基礎を築いてから、RPYT85の専門知識を重ねていく流れが、指導の質という観点からも理にかなっています。焦らず、自分のペースで進んでください。」
--- MAYU(ヨガインストラクター)
次のステップとして、まずは気になるスクールの説明会に参加してみることをおすすめします。OREO YOGA ACADEMYでは毎日1対1のオンライン個別説明会(約60分)を開催しており、受講形式や資格の取得順序についても個別に相談できます。複数のスクールを比較しながら、自分の生活スタイルと目標に合った学び方を見つけてください。
詳細な情報はOREO YOGA ACADEMY公式サイトでご確認いただけます。
参考文献
- Yoga Alliance 認定トレーニングの選び方 Yoga Alliance(参照日: 2026年04月)
- Yoga Alliance RYT200概要 Yoga Alliance(参照日: 2026年04月)
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