ヨガインストラクターとして副業を始めたいと思いながら、「本当に自分にできるのだろうか」と踏み出せずにいる人は少なくありません。資格を取得するまでの道のりも、その後のデビューも、想像するだけで不安が先に立つ。れいさんも、かつてそんな一人でした。でも今、12月からホットヨガスタジオでインストラクターとしてのキャリアをスタートさせることが決まっています。ヨガインストラクターとして副業を始めるための具体的な道筋を、れいさんの学びのプロセスを通じて整理します。
この記事のポイント
- ヨガインストラクターとして副業を始めるには、全米ヨガアライアンスRYT200の取得が現場への最短ルートになります。
- オンデマンド動画とマンツーマンセッションを組み合わせた学習形式なら、取得期限なしで自分のペースを守りながら資格取得まで進められます。
- アーサナだけでなく解剖学・ヨガ哲学まで学ぶことで、指導者としての視点が育ち、副業を長く続けられる土台ができます。
ヨガインストラクターの副業とは?始め方の全体像
ヨガインストラクターの副業とは、本業を持ちながらスタジオや公民館、オンラインなどでヨガのクラスを担当し、報酬を得る働き方を指します。週1〜2本のクラスから始める人が多く、時間の融通が利きやすい点が副業との相性の良さにつながっています。
始め方の流れはシンプルです。まず全米ヨガアライアンスが認定するRYT200(200時間ヨガ教師トレーニング)を取得し、スタジオのオーディションや求人に応募します。RYT200はヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理の基礎を網羅した入門資格で、多くの新人インストラクターがこの資格からキャリアをスタートさせます。
資格取得後は、Yoga Allianceへの登録(申請料50ドル、年会費65ドル)と継続教育の受講・更新が求められます。資格は取得して終わりではなく、学びを続けながら指導の質を高めていくことが前提になっています。副業として長く続けるためにも、この「学び続ける姿勢」が最初から問われると言えます。
なぜ「もっと深く学びたい」という気持ちが副業への一歩になるのか
ヨガを続けていると、ある時点でレッスンを受けるだけでは満たされない感覚が生まれることがあります。れいさんがRYT200の取得を決めたのも、まさにその感覚からでした。
「ただヨガのレッスンを受けるだけでなく、もっと深くヨガについて学びたいと思い取得しようと思いました」
この言葉の背景には、コロナ禍という時代の文脈もありました。対面でのトレーニングに不安を感じ、外出もままならない中で「何かに時間を費やしたい」という気持ちが重なった。副業を目指すと決めたわけではなく、まず「学びたい」という純粋な動機が先にあったのです。
ヨガ哲学の観点から言えば、この姿勢は「スワディヤーヤ(自己学習)」という八支則の実践そのものです。自分の内側を観察し、学びを深めようとする意欲は、指導者として人の前に立つ前に自然と育まれていく土台になります。学びへの純粋な動機が、結果として副業デビューという形に結実したれいさんのプロセスは、この順序の大切さを示しています。
「れいさんのように『もっと深く知りたい』という気持ちからスタートする人は、学びの過程で折れにくいと感じています。資格取得を目標にするより、ヨガそのものへの好奇心が原動力になっているから。無理しなくて大丈夫、と伝えたくなるのは、そういう人ほど自分を追い込みすぎてしまうことがあるからです」
— 福田 舞(ヨガインストラクター)
ヨガインストラクター副業の始め方:学習スタイルをどう選ぶか
RYT200の取得にあたって、学習形式の選択は最初の重要な判断です。通学・合宿・オンラインと複数の形式があり、自分の生活リズムに合わせて選べるかどうかが継続のカギになります。
れいさんがオンラインコースを選んだ理由は明確でした。「いつでも受講が可能で自分のペースで進められる、また何度でも動画を視聴でき復習ができる」という点に魅力を感じたからです。対面への不安という消極的な理由だけでなく、繰り返し視聴できる学習環境が自分の学び方に合っていると判断した。
OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは、オンデマンド動画(座学10回・実技10回)にZoomセッションとサポート体制を組み合わせた形式で、取得期限を設けていません。リードトレーナーとのマンツーマンセッション(60分×3回)も含まれており、動画学習だけでは拾いきれない個別の疑問を解消できる仕組みになっています。
「マンツーマンオンラインセッションでは、不安だったアーサナやレッスン構成についても的確にアドバイスしていただけてよかったです」
アーサナの習得は、動画で形を確認するだけでは不十分なことがあります。解剖学的に見ると、同じポーズでも骨格の個人差によって「正しい形」は人それぞれ異なります。股関節の可動域や脊椎の湾曲の特性によって、理想的なアライメントは変わります。だからこそ、自分の身体に合った動き方を専門家に確認できる機会が、学習の質を大きく左右します。れいさんが「的確なアドバイス」と感じたのは、こうした個別対応の価値を体感したからでしょう。
なお、オンラインコース以外にも、通学短期集中マンツーマン(全国拠点)や沖縄・京都・軽井沢でのリトリート合宿形式も選択肢として用意されています。集中して取得したい人、旅を兼ねて学びたい人など、ライフスタイルに合わせた形式を選べる点は、副業を目指す人にとって現実的な選択肢の幅を広げています。
学びの過程で何が変わるのか:アーサナを超えた気づき
RYT200の学習が進むにつれて、れいさんの中で変化が起きていきました。動画を何度も繰り返し視聴することで、アーサナへの理解が深まっていく。それは単に「ポーズが上手くなる」ということではありませんでした。
「ヨーガのアーサナを学ぶだけでなく、解剖学、哲学に触れ、ヨーガ的生き方について学びを深められて、自分自身が人として少し成長できたのではないかと思っています」
この言葉が示すように、RYT200のカリキュラムはポーズの習得にとどまりません。解剖学を学ぶことで、身体の仕組みを理解した上で安全に指導できる知識が身につきます。哲学を学ぶことで、ヨガを「運動」ではなく「生き方」として捉える視点が育まれます。
ヨガ哲学の核心にある八支則は、マット上の実践だけでなく日常の行動や思考の指針にもなります。れいさんが「ヨーガ八支則を日々実践し、れいさんの方へシェアすることで人々の生活をさらに健康で豊かにできるように頑張っていきます」と語るのは、学びがすでに生活の中に根付いていることを示しています。資格取得という目標の先に、指導者としての哲学が育ちつつある。
担当トレーナーの印象についても、れいさんは「どのトレーナーの方も笑顔が素敵で、安心感が持てました。熱心に教えてくださって、私もさらに頑張ろうというモチベーションにもなりました」と振り返っています。学びの質は、教える側の姿勢にも大きく左右されます。安心できる環境があってこそ、自分の疑問を素直に出せるようになります。
「解剖学や哲学を学んだことで『人として成長できた』と感じるのは、とても自然なことだと思います。ヨガは身体の動きを通じて内側を観察するもの。学びが深まるほど、自分自身への見方が変わっていく。その変化は、指導者として生徒さんに向き合うときの言葉の質にも確実に表れます」
— 福田 舞(ヨガインストラクター)
副業デビューへの道:資格取得後に何が待っているか
学びの先に、れいさんには具体的な目標が生まれていました。ホットヨガスタジオからの内定。12月からインストラクターとしてデビューすることが決まっています。
注目すべきは、このデビューが偶然の産物ではないという点です。最初のマンツーマンセッションの時点で「実際に働きたい」と思っていた場所を明確にしており、そのスタジオのオーディションに合格した。学びの過程で目標を具体化し、それに向けて準備を積み重ねた結果です。
れいさんの次の目標は「英語でインストラクションをできるようになること」。副業デビューをゴールとせず、そこをスタートラインとして捉えています。この姿勢は、Yoga Allianceが資格取得後も継続教育と更新を求めている精神と重なります。資格は「取得した瞬間」ではなく「学び続ける姿勢を持つ人」に意味をもたらすものです。
費用面では、RYT200オンラインコースは期間限定で240,000円(税別)で提供されています(通常290,000円)。支払いはクレジットカードで最大20回の分割払いが可能で、銀行振込の場合は一括払いのみとなります。Yoga Allianceへの登録料(申請料50ドル・年会費65ドル)は別途必要です。
ヨガインストラクターとして副業を始める前に確認したいこと
副業としてのヨガインストラクターを目指す前に、いくつかの現実的な点を整理しておくことが大切です。
まず、学習スタイルとの相性です。オンデマンド動画での学習は自由度が高い反面、自分でペースを管理する必要があります。「自分のペースで進められたということがすごくよかった」というれいさんの言葉は、この形式が合っていたからこそ出てくるものです。逆に、強制力がないと学習が滞りやすいと感じる人は、通学短期集中や合宿形式の方が向いている場合もあります。
次に、学ぶ内容の幅への覚悟です。RYT200はアーサナだけでなく、解剖学・哲学・倫理・指導法を含む200時間のトレーニングです。「ポーズを教えられればいい」という感覚で始めると、思いのほか学びの深さに驚くことがあります。ただ、その深さこそが指導者としての土台になります。
キャンセル・返金については、生徒都合による解除は返金の対象外となっています。申し込み前に、公式サイトの説明会(毎日実施・1対1・約60分)で疑問点を解消しておくことを強くお勧めします。当日・直前の予約も受け付けているため、思い立ったタイミングで相談できます。
「できなくても全然OK」という言葉が示すように、完璧な状態でスタートする必要はありません。大切なのは、学びを続ける意志と、自分の身体と誠実に向き合う姿勢です。れいさんが「人として少し成長できた」と感じたのは、その姿勢があったからこそです。
よくある質問
まとめ:副業デビューの前に、まず「学ぶ理由」を持つこと
れいさんのプロセスを振り返ると、副業デビューへの道は「資格を取ること」ではなく「ヨガをもっと深く知りたい」という純粋な動機から始まっていました。その動機が、解剖学・哲学・指導法の学びを支え、マンツーマンセッションで自分の課題と向き合う力になり、最終的にスタジオの内定という形に結実した。
ヨガインストラクターとして副業を始めることを検討しているなら、まず自分に問いかけてみてください。「なぜ教えたいのか」「誰に届けたいのか」。その答えが、学びの質とデビュー後の指導の質を決めます。
学習形式・費用・サポート体制の詳細は、OREO YOGA ACADEMYの公式サイト(https://oreo.yoga/course/ryt200/)で確認できます。毎日実施されている無料の個別説明会を活用して、自分の疑問を一つひとつ解消してから判断することが、後悔のない一歩につながります。
参考文献
- Yoga Alliance 認定トレーニングの選び方 Yoga Alliance(参照日: 2026年03月)
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