ヨガインストラクターの資格を取りたいと思いながら、なかなか踏み出せずにいる人は少なくありません。距離の問題、家族の事情、仕事との両立——壁はいつも、具体的な形をしています。それでも諦めなかった人たちの先に、何があるのか。6年間ヨガを指導しながらRYT200の取得を目指し続けた千尋さんの歩みは、そうした問いへのひとつの答えを示しています。
この記事のポイント
- すでに指導経験があっても、RYT200の学びは「知っているつもり」を根本から更新し、指導への自信を深める機会になります。
- 距離・家族・仕事の制約があっても、取得期限なしのオンライン形式と講師との個別セッションを組み合わせることで、自分のペースで学び続けられます。
- OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは270,000円(税別)から、クレジットカードで最大20回の分割払いに対応しています。
RYT200とは何か、そしてなぜ今なのか
RYT200(Registered Yoga Teacher 200)は、全米ヨガアライアンスが認定する200時間のヨガ教師資格です。ヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理の基礎を体系的に学ぶ入門資格として位置づけられており、多くのヨガ指導者がキャリアの出発点として選ぶ資格です。資格取得後は、継続教育の受講と会員資格の更新、そして全米ヨガアライアンスの倫理規定への遵守が求められます。
千尋さんがこの資格を意識したのは、すでに6年間ヨガを指導していた時期のことでした。市の体育館でクラスを担当し、複数の資格も保有していた。それでも、何かが足りないという感覚は消えなかったといいます。
「いくつかの資格は持っていますが、RYT200でさらに学びたい気持ちがあり、以前から取得したいと思っていました」
指導経験を積めば積むほど、自分の知識の輪郭が見えてくることがあります。「教えられる」と「深く理解している」の間にある溝に気づいたとき、学び直しへの意欲が生まれる——これは指導者として成熟しているからこそ訪れる問いです。ただ、問題は意欲ではなく、環境でした。
諦めなかった理由——距離と家族という現実の壁
ヨガインストラクターが諦めそうになる瞬間は、多くの場合「やる気の問題」ではありません。千尋さんの場合も、意欲は十分にありました。壁は、居住地とスクールの距離、そして家族の事情という、動かしにくい現実でした。
「私の住む場所からスクールに通うのは距離や家族のことを考えるとなかなか難しく、コロナ禍でオンラインでの取得が可能になったのは大変有難いことでした」
スクールを探す作業も、簡単ではありませんでした。ネットで複数のスクールを調べるほど、受講方法・金額・内容の違いに迷いが深まっていったといいます。決め手になったのは、情報ではなく「雰囲気」でした。OREO YOGA ACADEMYのInstagram動画を繰り返し見るうちに、担当講師の指導スタイルへの信頼感が積み重なっていきました。その後、オンライン説明会を経てその場で受講を決めたといいます。
OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースは取得期限がなく、動画講義は24時間いつでも視聴できます。全20講義・動画28本で構成され、1本あたり最大60分程度の短い動画に分かれているため、育児や家事の合間にも学習を進めやすい設計になっています。「自分のペースでOK」という言葉が、こうした環境と重なったとき、ようやく一歩を踏み出す条件が整います。
「距離や家族の事情を理由に諦めていた方が、オンラインという選択肢によって学びを再開できるようになったことは、本当に嬉しいことです。千尋さんのように、すでに指導経験のある方が改めてRYT200に向き合うとき、その学びは初心者とはまた違う深さを持ちます。積み重ねてきた経験が、新しい知識と結びつく瞬間——その変化を間近で見られるのが、この仕事の醍醐味です」
— 間宮 愛(ヨガインストラクター)
学びの過程で感じた手応え——繰り返せることの価値
受講を始めた千尋さんが最初に驚いたのは、動画の内容の密度でした。アーサナの実技だけでなく、哲学や解剖学まで「どれもとても詳細」だったといいます。対面授業の良さがある一方で、何度でも繰り返し視聴できるという特性が、座学も実技の理解も深めることに直結したと振り返っています。
「何度も繰り返し見れるというのは座学も実技もとても深まりました」
ここで重要なのは、解剖学の学びが単なる知識の蓄積ではなく、指導の質に直結するという点です。ヨガの指導において解剖学の理解は、アーサナを「型として教える」ことと「身体の仕組みから案内する」ことの差を生みます。たとえば股関節の可動域は骨盤の形状によって個人差が大きく、同じポーズでも「完成形」が人によって異なります。この視点を持てるかどうかが、グループレッスンでの声かけひとつを変えます。
動画講義に加えて、講師との1対1のLINEマンツーマン実技セッションも受講の柱でした。日程は講師と個別に調整する形式で、「しっかりと個人を見てくださっているのが良かった」という実感につながっていきました。毎回のセッションに「次に向けての課題」が提示されることで、程よい緊張感が続いたといいます。毎日筋肉痛が続きながらも、楽しく学べたという言葉には、学びが身体に刻まれていく充実感が滲んでいます。
欲を言えば、マンツーマンセッションをさらに増やせる希望制の仕組みがあれば、もっと講師と顔を合わせる機会が持てたと感じたとも話しています。この率直な声は、学びへの真剣さの表れでもあります。
ヨガインストラクターが諦めない先に見えるもの——指導への自信
学びを終えた千尋さんに起きた変化は、技術的なものだけではありませんでした。「力強い身体や、日々を過ごすうえで前向きな気持ちを持つことができました」という言葉が示すように、身体的な充実と精神的な安定が同時に育まれていきました。
「自身の指導にもさらに自信を持って取り組めるようになりました。楽しい日々をありがとうございました」
この変化には、ヨガ哲学の視点からも説明できることがあります。ヨガの八支則のひとつ「スヴァーディヤーヤ(自己学習・自己探求)」は、自分自身を深く知ることを実践の柱に据えます。資格取得のプロセスは、ポーズの習得にとどまらず、自分の身体・思考・指導スタイルと向き合う時間でもあります。その積み重ねが、指導者としての「芯」を育てます。
千尋さんが担当するクラスには、60代・70代の方も増えてきているといいます。不調があっても続けられるやさしいヨガ、そして筋力や体力を維持しながら楽しめる介護予防のヨガを届けたい——という目標は、学びを通じて得た自信があってこそ、具体的な言葉になります。ヨガを始めて12年、「いつのまにかヨガは私自身になくてはならないものになった」という言葉は、資格の枠を超えた、生き方としてのヨガの深さを伝えています。
「指導を続けていると、どれだけ『無理をしないで』と伝えても、アーサナに自分の体を合わせようとする方が多いことに気づきます。千尋さんのように、解剖学や哲学を深く学んだ指導者は、その方それぞれの骨格や筋力に合わせた声かけができるようになります。今できるところで十分——この言葉を、根拠を持って伝えられるかどうかが、指導の質を決めると思っています」
— 間宮 愛(ヨガインストラクター)
OREO YOGA ACADEMYのRYT200を検討する前に確認したいこと
OREO YOGA ACADEMYは全米ヨガアライアンス認定校(RYS)であり、チェルシー株式会社が運営しています。RYT200の受講形式は、オンライン・全国出張の短期集中マンツーマン・合宿リトリートの3種類から選べます。
料金はオンラインが270,000円(税別)、短期集中マンツーマンが310,000円(税別)、合宿リトリートが350,000円(税別)からです。クレジットカードでは1回から最大20回の分割払いに対応しており、オンラインであれば月々13,500円からの支払いも選べます。銀行振込の場合は一括のみで、5,000円の割引が適用されます。支払い期限は申込日から1週間以内です。なお、全米ヨガアライアンスへの登録には、別途申請料50ドルと年会費65ドルが必要です。
オンラインコースの動画講義は取得期限なしで、卒業後も視聴できます。実技指導は講師との1対1のLINEマンツーマンセッション形式で、日程は講師と個別に調整します。修了テストに合格すると、全米ヨガアライアンスへの登録申請が可能になります。
合宿リトリートは沖縄・京都・軽井沢の3拠点から選択でき、2泊3日・少人数制5名以内で実施されます。宿泊費はコース料金に含まれますが、現地までの交通費は別途必要です。全国出張の短期集中マンツーマンは、講師が47都道府県に出張して2日間の対面指導を行う形式で、出張費はコース料金に含まれます。
返金保証はなく、原則として返金には対応していません。受講を検討する際は、毎日開催されている1対1のオンライン個別説明会(約60分)を活用して、疑問点を事前に確認しておくことをおすすめします。LINE・メール・電話でも相談できる担当制サポートが整っています。
よくある質問
まとめ——諦めないためにできること
千尋さんの歩みが示すのは、「環境が整わなければ学べない」という思い込みを手放したとき、何かが動き始めるということです。距離も、家族の事情も、すでに持っている資格も、学びを諦める理由にはなりませんでした。
RYT200は、ヨガのテクニック・哲学・解剖学・倫理を体系的に学ぶ資格です。その学びは、指導者としての言葉に根拠を与え、生徒一人ひとりの身体に寄り添う力を育てます。すでにヨガを教えている方にとっても、これから始める方にとっても、その意味は変わりません。
受講形式・料金・サポートの詳細は、OREO YOGA ACADEMYの公式サイト(https://oreo.yoga/)で確認できます。毎日開催の個別説明会では、自分の状況に合った受講形式を講師と一緒に考えることができます。「今の呼吸を観察」するように、まず自分が何を求めているかを確かめるところから始めてみてください。
参考文献
- Yoga Alliance 認定トレーニングの選び方 Yoga Alliance(参照日: 2026年04月)
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