ヨガインストラクターを諦めない!RYT200取得までの道のり|キャリアと学び方

2026年4月27日

ヨガインストラクターが静かに呼吸を整えながらマットに座っている様子

この記事のポイント

  • 1通学距離や家族の事情が学びを先送りする理由だった
  • 2講師の教える雰囲気がスクール選びの決め手になった
  • 3反復視聴と個別セッションは異なる役割を持っていた
  • 4受講当時は個別セッションをさらに増やしたい希望もあった
  • 5指導経験がある人にも、学び直しで自分の課題を見直す機会があった

ヨガを教え続けてきたからこそ、もう一度きちんと学びたい。でも、スクールへ通う距離や家族との生活を考えると、一歩を踏み出せない。そんな迷いを抱えていたのが、OREO YOGA ACADEMYのRYT200オンラインコースを受講した米村陽子さんです。

取材当時、市の体育館で約6年間ヨガを指導し、すでに複数の資格を持っていました。それでも、以前からRYT200で学びを深めたいと思っていたといいます。資格がないから始めるのではなく、今の指導をもっと深めるための受講でした。

オンラインで学べるようになったことは、通学を難しくしていた条件を変えるきっかけになりました。実際に学んでみると、動画を繰り返し見られることに加え、個別セッションで課題をもらうことにも手応えがあったそうです。何を選び、何が役立ち、どんな点には物足りなさを感じたのか。経験者の学び直しを、本人の言葉からたどります。

指導経験があっても、RYT200でさらに学びたい

陽子さんは、初めてヨガを体験してから取材時点で約12年。最初は付かず離れずの関わり方だったものが、いつのまにか自分になくてはならないものになったと振り返っています。市の体育館での指導も、すでに約6年間続けていました。

いくつか資格を持ち、教える経験もある。それでも学びたいと思った背景には、RYT200を以前から取得したいという気持ちがありました。受講は、これまでの経験を否定して最初からやり直すことではなく、続けてきた指導へ新しい学びを加える選択だったといえます。

一方で、通学には現実的な難しさがありました。

私の住む場所からスクールに通うのは距離や家族の事を考えるとなかなか難しく、コロナ禍でオンラインでの取得が可能になったのは大変有難いことでした。

学びたい気持ちが足りなかったのではなく、学びに行ける形が合わなかった。その違いは、今も受講を迷う人にとって大切です。通学できないことを、そのまま資格取得を諦める理由にする前に、移動と授業の時間を分けて考える余地があります。

ただし、オンラインであればどの講座でも同じように学べるわけではありません。知識を受け取る方法と、実際の動きを見てもらう方法は、それぞれ確かめたい点です。陽子さんも、単に通わなくてよい講座を見つけてすぐ決めたわけではありませんでした。

比較するほど迷った末、決め手になった講師の雰囲気

ネットで複数のスクールを調べたものの、受講方法、金額、内容を見比べるほど迷ってしまったそうです。どの条件も大切だからこそ、一つの数字だけでは決めきれなかったのでしょう。

選択のきっかけになったのは、OREOのInstagram動画を通して見た、間宮愛先生の指導の雰囲気でした。さらに、オンライン説明会を担当した福田さんの印象もよく、その場で受講を決めています。

ここでの決め手は、講師の肩書きだけではありません。動画を何本も見て、実際にどんな雰囲気で伝える人なのかを知れたことでした。教え方との相性は一覧表では比べにくいものですが、声の調子や説明の進め方は、学んでいる自分を想像する材料になります。

陽子さんの場合、その印象は受講後にもつながっています。間宮先生について、優しくたくさん褒めてくれる一方、課題や弱いところも必ず指摘し、それを前向きに捉えて向上するための道筋を示してくれる、と話しています。

優しいか厳しいかという二択ではなく、課題を伝えてもらった後にどう取り組めるか。学び直すスクールを選ぶ際には、そのような講師との関わり方にも目を向けられます。

動画を繰り返し見て、座学と実技を深めた

講義動画については、アーサナだけでなく、哲学や解剖学も詳細だったと話しています。対面で学ぶよさも認めたうえで、オンラインの利点として挙げたのが反復できることでした。

何度も繰り返し見れるというのは座学も実技もとても深まりました。

すでに指導している人にとっても、一度聞いた説明をその場ですべて整理できるとは限りません。実際に身体を動かしてから見直したり、レッスンで疑問に思った箇所へ戻ったりできることは、録画教材の使いどころです。これは陽子さんの具体的な視聴順を再現したものではなく、反復視聴という学び方の特徴です。

一方、動画を見返すだけでは、自分の動きがどうなっているかを他者から見てもらうことはできません。今回の受講には、座学や実技テストに加えて、マンツーマンのオンラインセッションがありました。

本人がよかったと感じたのは、そこで一人ひとりをしっかり見てもらえたことです。毎回、次に向けた課題があり、程よい緊張感を保ちながら楽しく学んでいたといいます。録画で繰り返す学習と、講師から新しい課題を受け取る時間が、別々の役割を担っていました。

オンラインマンツーマンセッションでヨガの実技指導を受けている様子

OREOの講座・個別指導を確認する

個別指導で確かめる、自分の身体に合うアーサナ

マンツーマンで見てもらえる意味を、担当講師の間宮さんは自身の指導経験のなかでも語っています。

それぞれ体型や骨格、筋力が異なるのだから、人によって完成系も異なるはずです。

指導を続けるなかで、「無理をしないで」と伝えていても、アーサナの形に自分の身体を合わせようとしてしまう人が多いと気づいたそうです。どうすれば、それぞれが心地よい位置へ進めるのかを今も考え続けている、と記しています。

そのうえで、アーサナを自分の身体に当てはめていく考え方を、マンツーマンならじっくり伝えられることに意義を感じているそうです。動画と同じ形を再現できるかだけでなく、その人の身体でどう動くかを一緒に探す。個別に学ぶよさは、このような違いにもあります。

陽子さんが受講後の目標に挙げたのも、今のクラスに増えてきた60代・70代の方々へ、やさしいヨガを伝えることでした。自分自身の学びを深めながら、教える相手の身体にも目を向ける。講師の見解は、そのような指導を考えるうえで参考になります。

なお、これはDBに保管された間宮さん本人の指導記録を紹介したものです。今回の記事を新たに読んで監修したことを示すものではありません。

ヨガインストラクターがシニア向けのやさしいヨガクラスを指導している様子

満足していたからこそ、個別セッションをもっと受けたかった

受講のよかった点だけでなく、希望も残されています。

マンツーマンセッションを更に増やせる制度(希望制)があれば、もっと先生とお顔を合わせる事が出来たのになぁと思います。

一つひとつの指導には満足しながらも、もう少し講師と学ぶ機会がほしかったという感想です。この部分があることで、オンラインの便利さだけでは見えてこない、本人が重視していた学び方が分かります。

自分のペースで動画を見たい人でも、講師と関わる時間を少なくしたいとは限りません。通学の負担をなくすことと、人から直接教わる時間を十分に持つことは、両立させたい別の希望です。

スクールを比較するときは、録画教材の充実度に加え、実技セッションの回数や時間、追加で受けたいときの選択肢も相談すると、自分に合う組み合わせを考えやすくなります。この感想は受講当時のものであり、現在の追加制度がないと断定するものではありません。

現在のオンラインコースでは、何を確認できるか

2026年9月8日に確認したOREOの公式オンラインコース案内では、動画講義は24時間アクセスでき、取得期限は設けていないとされています。実技はLINEを使ったマンツーマンセッションで、動画で学んだ内容を講師の前で実践する構成です。

陽子さんの受講当時の感想とは時点が違うため、現在の講座内容や実技の進め方は公式案内で確認してから比較しましょう。

通学が難しい人にとっては、自宅から学べることが入口になります。その先で、自分が深めたい内容は何か、どのような実技指導が必要かを照らし合わせると、受講方法だけで決めずに済みます。追加セッションの希望や日程の調整など、本人の生活に関わる相談は説明会で具体的に伝えるとよいでしょう。

受講生の選択理由を整理するイメージ

60代・70代の生徒にも、続けやすいヨガを届けたい

取材当時、陽子さん自身は40代後半で、担当するクラスには年上の方、とくに60代・70代の方も増えていました。今後は、不調があっても続けられるやさしいヨガや、筋力・体力を維持しながら楽しめる介護予防のヨガを伝えたいと話しています。

また、当時の状況を踏まえ、パークヨガなどでヨガを楽しめる機会も増やしたいと考えていました。これらは取材時点の目標で、活動をすでに実現したという記録ではありません。

一方、受講を通して本人が感じた変化は、言葉として残されています。力強い身体や日々を前向きに過ごす気持ちを得たこと、そして生徒への指導をさらに自信を持って楽しめるようになったことです。

長く教えてきた経験があっても、新しい講師の視点に触れ、自分の課題を見直す機会はあります。今回の受講は、その経験を捨てて別の自分になるためではなく、今の生徒たちにもっとよく伝えるための学び直しとして読むことができます。

通学できないことと、学べないことは同じではない

距離や家族の事情で受講を先送りしていた陽子さんは、オンラインという形式をきっかけに、以前から持っていたRYT200で学びたい気持ちを実際の受講へつなげました。決め手は講師の雰囲気。学んで役立ったのは、反復できる動画と、自分の課題を見てもらう個別セッションでした。

受講方法を変えることで解消できる難しさもあれば、講師と学ぶ時間のように、少なくしたくないものもあります。便利さだけでも、資格の名前だけでもなく、自分が今の指導に何を加えたいかを考えて選ぶ。その視点が、学び直しの一歩を具体的にしてくれます。

参考:OREO YOGA ACADEMY受講者アンケート(米村陽子氏)、間宮愛氏の指導経験記録。OREO RYT200オンラインコース(2026年9月8日確認)。

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講師プロフィール

間宮 愛

間宮 愛

ヨガインストラクター

Profile

ヨガとの出会いは衝撃的でした。心身の心地よさ、安定感、充実感、呼吸の深さ、自分と向き合うこと。自分のことなのに知らなかったことが沢山ありました。「皆既に充分素晴らしい存在であること」「自分に優しく大切にすること」「自分自身を否定せずに受け入れること」ヨガを学び、練習することで知った、生きやすくする方法を沢山の方々に伝えていきたいです。出産を経てライフステージが変わった今、ヨガの素晴らしさをより実感しております。私自身も日々日常でのヨガを意識し練習を積み重ねている最中です。「マットの上で行うヨガの練習」「日常生活で行うヨガの練習」共に、皆様と一緒に深めていきたいと思っています。 OREO卒業後、今度は皆様がヨガを伝える側として不安に思うことが少しでも少なくなるよう精一杯サポートさせていただきます。

Certifications
  • 全米ヨガアライアンスRYT200 / E-RYT200 / RYT500 / E-RYT500 / タイ政府認定ITM公認タイ古式マッサージ講師 / タイアブドミナル(チネイザン)マッサージ講座修了 / タイフットリフレクソロジー講座修了 / フェイシャルマッサージ講座修了 / 日本ウェーブストレッチ協会認定ベーシックI / Michiko Style Yoga ヨガ棒指導者育成講座修了

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