「もう遅い」と思っていたあの日から
「50歳過ぎてヨガの資格なんて、今さら遅いんじゃない?」
そんな声が聞こえてきそうですが、実際にその年代で資格を取った人たちの話を聞くと、全く違う景色が見えてきます。退職という人生の節目に、新しい扉を開いた女性たちの体験を深く掘り下げてみました。
今回お話を伺ったのは、退職を機にRYT200を取得した田中美穂さん(仮名・52歳)。長年YouTubeでヨガを続けていた彼女が、なぜ本格的な学びに踏み切ったのか。そして、その選択がどんな変化をもたらしたのか。リアルな体験を通して、「年齢」という壁の向こう側にある可能性を探ってみます。
YouTubeヨガ歴3年、でも物足りなかった理由
田中さんは都内近郊に住む元事務職員。3年前、肩こりと腰痛に悩んでいた時にYouTubeでヨガと出会いました。
「最初は『B-lifeのまりこ先生』の10分ヨガから始めました。朝起きてすぐ、リビングでヨガマットを敷いて。続けていると確かに体は楽になったんです」
でも、続けていくうちに疑問が湧いてきました。
「このポーズは何のためにやっているんだろう?呼吸はこれで合っているの?先生が言っている『丹田』って、どこ?」
YouTubeの良さは手軽さですが、疑問が出てきても質問できません。田中さんは図書館でヨガ本を借りたり、ネットで調べたりしましたが、情報が散らばっていて体系的に理解するのは困難でした。
そんな時、会社の早期退職制度の話が出ました。25年間勤めた会社を辞めることに不安はありましたが、「今しかない」という気持ちが勝りました。
「退職金もあるし、しばらくは生活できる。この機会に、ずっと気になっていたヨガをちゃんと学んでみたい」
選択の決め手は「自分のペース」
資格取得を決意した田中さんは、まずネットで情報収集を始めました。RYT200という国際資格があることを知り、スクール選びがスタート。
「最初は通学タイプのスクールを考えていました。でも説明会に参加してみると、20代30代の方ばかりで...。悪い意味ではないんですが、なんとなく居心地の悪さを感じてしまって」
そこでオンライン講座に目を向けました。調べていく中で出会ったのが「シークエンス!」でした。
- 料金が8万円台と他校の半額程度
- 動画学習がメインで自分のペースで進められる
- LINEで質問できるサポート体制
「説明会で、『年齢は関係ありません。むしろ人生経験豊富な方の方が、深いヨガを実践できます』と言われて、背中を押されました」
その場で申し込みを決めた田中さん。決断の速さには理由がありました。
「迷っている時間がもったいないと思ったんです。52歳で迷っていたら、53歳、54歳になってしまう。やりたいと思った時が始め時」
毎日1動画、3ヶ月の学習記録
2024年1月、田中さんの学習がスタート。シークエンス!のカリキュラムは動画学習がメイン。座学と実技を合わせて約60本の動画で構成されています。
1ヶ月目:基礎理論に苦戦
最初の1ヶ月は座学が中心でした。ヨガの歴史、哲学、解剖学。YouTubeヨガしか知らなかった田中さんには、新しい世界でした。
「『アシュタンガ』『プラナヤマ』『バンダ』...カタカナの専門用語がたくさん出てきて、最初は頭が混乱しました」
特に解剖学は難しく感じました。骨格、筋肉、関節の動き。医学的な内容に「私には無理かも」と弱気になることも。
でも、動画は何度でも見返せます。田中さんは理解できるまで繰り返し視聴しました。
「分からない部分は一時停止して、ノートに書き写しました。学生時代を思い出しましたね(笑)」
2ヶ月目:実技で体感する喜び
2ヶ月目から実技が本格化。基本的なアーサナ(ポーズ)を一つずつ学んでいきます。
ここで田中さんに大きな変化が起こりました。
「『このポーズは腸腰筋を使います』と説明されて、実際にポーズを取ってみると『あ、ここの筋肉ね!』って分かるんです。座学で学んだことが体で理解できる瞬間が本当に嬉しくて」
YouTubeでなんとなくやっていたポーズの意味が分かり始めました。なぜこの順番でポーズを取るのか、なぜこの呼吸なのか。理論と実践が結びついていく感覚は、独学では得られないものでした。
3ヶ月目:太陽礼拝への挑戦
最終月の大きな課題が「太陽礼拝」の習得でした。12のポーズを流れるように行う動的なシークエンス。グループセッションでの発表も控えており、田中さんにとって最大の難関でした。
「最初は順番が覚えられなくて。動画を見ながら何度も練習しました。『プランクポーズから四肢で支える杖のポーズ、そして上向きの犬のポーズ』...口で言いながら体を動かして」
練習を重ねるうち、田中さんは重要なことに気づきました。
「完璧にできることより、呼吸と動きを合わせることの方が大切なんだって分かりました。上手下手じゃない。自分の体と向き合うことがヨガなんだなって」
間渕 織江 ヨガインストラクター田中さんのような50代からの学習者は、実は私のクラスにも多くいらっしゃいます。20代の生徒が「柔軟性」を重視するのに対し、50代の方は「なぜそうするのか」という理由を深く知りたがります。この探求心こそが、年齢を重ねてからヨガを学ぶ最大の強み。体の変化を受け入れながら、無理をしない練習を続けることで、若い時には得られない深い気づきを得られるんです。
グループセッションで感じた「仲間」の存在
シークエンス!では月1回、Zoomでのグループセッションがあります。受講生同士で太陽礼拝を発表し合う場。田中さんにとって最も緊張する瞬間でした。
「カメラの前で一人でヨガをするなんて、恥ずかしくて仕方ありませんでした。でもMIO先生が『皆さん、とても丁寧に練習されていますね』って褒めてくださって」
セッションには20代から60代まで、様々な年代の受講生が参加していました。
「子育て中の30代のママさんが『子どもが寝てから練習してます』って話していて。私も『退職してから始めました』って素直に話せました。みんな何かしらの事情を抱えながら頑張ってるんだなって」
オンラインなので直接会うことはありませんが、画面越しの仲間たちとの時間は貴重でした。一人で学習を続けるモチベーション維持にも大きく役立ちました。
MIO先生からの的確なフィードバック
グループセッションで印象的だったのは、講師のMIO先生からのフィードバックでした。
「『田中さん、呼吸がとても深くて安定していますね。きっと日頃の練習の成果です』って言われた時は、本当に嬉しかったです。自分では気づかなかった成長を指摘してもらえて」
技術的な指導だけでなく、一人ひとりの良い点を見つけて伝えてくれる。この指導スタイルが、田中さんの自信につながりました。
「『年齢は関係ない』って最初に言われた意味が分かりました。若い人と比べる必要なんてない。自分なりのヨガを見つければいいんだって」
3ヶ月後、変わったのは体だけじゃなかった
2024年4月、田中さんはRYT200を無事取得しました。3ヶ月間の学習を振り返って、どんな変化があったのでしょうか。
身体的な変化
- 慢性的だった肩こりが軽減
- 姿勢が良くなり、背筋が伸びた
- 睡眠の質が向上
- 呼吸が深くなった
「以前は朝起きた時に体が重かったんです。でも今は、目覚めた瞬間から体が軽やか。これがヨガの効果なのかなって実感しています」
精神的な変化
より大きな変化は精神面でした。
「退職後、『これからどうしよう』という不安がありました。でもヨガを学んでいる間は、そんな不安を忘れて集中できる時間があって。『今、この瞬間』を大切にするヨガの考え方が、自然と身についたの可能性があります」
また、新しいことを学ぶ楽しさを再発見できました。
「会社員時代は、毎日同じことの繰り返し。でもヨガは毎日新しい発見があります。『今日はこの筋肉が伸びてる』『この呼吸法、気持ちいい』って。学ぶことの楽しさを思い出させてくれました」
人生観の変化
最も大きな変化は、年齢に対する捉え方でした。
「『52歳だから』『もう遅い』って思っていた自分がいました。でもヨガを通して、年齢を重ねることは経験を重ねること。若い時にはできない、深い理解ができるようになったんだって気づけました」
現在は週3回、朝のヨガを続けています。YouTubeヨガも続けていますが、アプローチが変わりました。
「以前は『とりあえず体を動かす』感じでしたが、今は『この動きは何のため』『この呼吸の意味は』って考えながらできるようになりました。同じ動画でも、学びの深さが全然違います」
他の受講生たちの声
田中さん以外にも、様々な背景を持つ受講生たちがRYT200を取得しています。年齢や職業は違っても、共通するのは「自分のペースで学べた」という満足感です。
働きながら学んだ30代会社員
フルタイムで働く佐藤さん(仮名・32歳)は、平日の朝と週末を使ってRYT500まで取得しました。
「仕事が忙しくて、通学タイプは無理でした。でもオンラインなら朝6時から動画を見て、通勤電車で座学の復習ができる。自分の生活リズムを崩さずに学べたのが良かったです」
地方在住の主婦
地方在住の山田さん(仮名・45歳)は、近くにヨガスクールがない環境でした。
「車で1時間かけて通うのは現実的じゃありませんでした。オンラインなら東京の質の高い講師から学べる。地方にいることがハンデにならないのは本当にありがたいです」
子育て中のママ
2歳の子どもを持つ鈴木さん(仮名・29歳)は、子どもの昼寝時間を活用して学習しました。
「子どもがお昼寝している1〜2時間が唯一の自分時間。動画なら途中で中断しても大丈夫だし、LINEで質問できるから疑問も解決できました。子育て中でも諦めなくて良かったです」
間渕 織江 ヨガインストラクターオンライン学習の最大のメリットは「個々のライフスタイルに合わせられること」です。私がお会いした受講生の中には、早朝5時から学習する方、夜中に動画を見る方、子どもが学校に行っている間だけ集中する方など、本当に様々。大切なのは「続けること」であり、そのための環境を自分で作れることなんです。
オンライン学習を成功させる5つのコツ
田中さんをはじめとする成功者たちの体験から見えてきた、オンライン学習を継続するコツをまとめてみました。
1. 学習時間を固定する
「いつでもできる」は「いつまでもやらない」になりがち。成功している人は皆、学習時間を固定しています。
「私は毎朝7時から1時間と決めていました。歯磨きと同じように習慣にしてしまえば、続けるのは難しくありません」(田中さん)
2. 学習環境を整える
専用の学習スペースを作ることで、集中しやすくなります。
- ヨガマットを敷きっぱなしにする
- ノートとペンを用意しておく
- スマホは別の部屋に置く
3. 分からないことは即座に質問
オンライン学習の弱点は「分からないことが放置されがち」なこと。LINEサポートを積極的に活用しましょう。
「『こんなこと聞いていいのかな』って思わずに、とにかく質問しました。返事も早いし、丁寧に答えてくれるので安心でした」(佐藤さん)
4. 進捗を記録する
学習日記をつけることで、モチベーションを維持できます。
- 今日学んだこと
- 気づいたこと
- 疑問に思ったこと
5. 完璧を求めすぎない
「全部理解してから次に進む」より「8割理解したら次へ」の方が継続しやすいです。
「最初は全部覚えようとして疲れてしまいました。でも『分からないところは後で戻ればいい』って割り切ったら、楽になりました」(山田さん)
田中さんが選んだシークエンス!の特徴
田中さんが学んだ「シークエンス!」は、オンライン特化のRYT200講座として注目されています。特徴的なのは以下の点です。
圧倒的な低価格
受講料は87,780円(税込)。一般的なRYT200講座が30〜50万円することを考えると、半額以下の価格設定です。
完全オンライン対応
座学も実技も全てオンラインで完結。動画学習とライブセッションを組み合わせたハイブリッド型です。
充実したサポート体制
- LINEでの質問サポート
- 月1回のグループセッション
- 卒業後のコミュニティ参加
経験豊富な講師陣
メイン講師のMIO先生はE-RYT500取得者。ドッグヨガでも有名な実績ある指導者です。
また、同様にオンライン学習に力を入れているスクールとして「OREO YOGA ACADEMY」も挙げられます。こちらは通学とオンラインを組み合わせたハイブリッド型で、より個別指導に重点を置いたカリキュラムが特徴です。
よくある質問
Q1. 50代からヨガ資格を取得するのは遅すぎませんか?
A. 全く遅くありません。むしろ人生経験が豊富な分、ヨガの哲学的な部分をより深く理解できる傾向があります。田中さんのように退職後に取得される方も多く、年齢による学習能力の差はほとんど見られません。大切なのは「学びたい」という気持ちです。
Q2. オンラインだけで本当に技術が身につくのでしょうか?
A. 動画学習とライブセッションを組み合わせることで、十分な技術習得が可能です。動画は何度でも見返せるため、むしろ通学型より理解が深まる場合も。月1回のグループセッションで講師からフィードバックを受けられるため、間違った動きを続ける心配もありません。
Q3. 働きながらでも無理なく続けられますか?
A. オンライン学習の最大のメリットは時間の自由度です。朝30分、夜30分といった隙間時間を活用すれば、働きながらでも十分学習できます。実際に多くの受講生が仕事と両立しながら資格を取得しています。重要なのは継続することです。
Q4. 体が硬くても大丈夫でしょうか?
A. ヨガは柔軟性を競うものではありません。自分の体の状態を受け入れ、無理のない範囲で練習することが大切です。むしろ体が硬い人の方が、小さな変化に気づきやすく、ヨガの効果を実感しやすいとも言えます。講師も個々の体の状態に合わせた指導をしてくれます。
Q5. 資格取得後、インストラクターとして活動できますか?
A. RYT200は国際的に認められた資格なので、インストラクターとしての活動は可能です。ただし、資格取得がゴールではなく、継続的な学習と練習が重要。多くのスクールで卒業後のサポートやコミュニティが用意されているので、それらを活用しながら経験を積んでいくことをお勧めします。
まとめ:年齢は数字でしかない
田中さんの体験を通して見えてきたのは、「始めるのに遅すぎることはない」という事実です。52歳で新しい学びに挑戦し、3ヶ月で資格を取得。そして今も継続的にヨガを楽しんでいる姿は、多くの人に勇気を与えてくれます。
重要なポイントは以下の3つです:
- 自分のペースで学べる環境を選ぶ
- 完璧を求めず、継続することを重視する
- 年齢や経験を活かした独自のアプローチを見つける
間渕 織江 ヨガインストラクター挑戦している、それだけで十分素晴らしいことです。年齢を重ねてからの学びには、若い時にはない深さと味わいがあります。田中さんのように「今、この瞬間」を大切にしながら、自分なりのペースで歩んでいけば、きっと素敵な発見が待っています。ご自身の勇気を讃えてあげてくださいね。
もしあなたも「今さら遅い」と思っているなら、田中さんの言葉を思い出してください。
「やりたいと思った時が始め時。迷っている時間がもったいない」
新しい扉は、あなたが開くのを待っています。
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