「英語のヨガクラス、ついていけてるのかな?」アメリカで感じた不安
夫の転勤でアメリカに移住したM.Kさん(30代前半・専業主婦)は、毎朝7時にジムのヨガクラスに通っていました。慣れない海外生活の中で、ヨガが唯一の心の支えだったからです。
でも、3ヶ月ほど続けているうちに、ある疑問が頭をもたげてきました。
「私のダウンドッグ、本当にこれで合ってるの?先生は細かく説明してくれないし、英語だから聞き取れない部分もある。もしかして間違ったポーズを続けてる?」
アメリカのヨガクラスは、日本と違って「感じるままに」というスタイル。ポーズの詳細な説明はほとんどありません。M.Kさんは毎日ヨガマットの上で、一人モヤモヤを抱えていました。
「このままヨガを続けても意味があるのかな」
そんな時、日本の友人からのLINEで「RYT200」という資格のことを知りました。
きっかけは友人の一言「ヨガを本格的に学んでみたら?」
友人は東京でヨガインストラクターをしています。M.Kさんの悩みを聞いて、こうアドバイスしてくれました。
「アーサナ(ポーズ)の正しいやり方を知りたいなら、RYT200を取ってみたら?今はオンラインでも取れるよ。ヨガ哲学も学べるから、きっとM.Kちゃんの『なんでヨガをやってるんだろう?』っていう疑問も解決すると思う」
その夜、M.Kさんは夫が寝た後、リビングのソファでスマホを開きました。時刻は夜中の1時。日本との時差は8時間。「RYT200 オンライン」で検索すると、たくさんのスクールが出てきました。
「でも、アメリカからでも本当に受講できるのかな?」
そんな不安を抱えながら、M.Kさんの情報収集が始まりました。
3つのスクールを比較検討「決め手は時差への配慮」
M.Kさんは約2週間かけて、3つのオンラインスクールを比較しました。
A校:費用は安いが、リアルタイムのZoom授業が多い。日本時間の夜開催で、アメリカでは朝の時間帯。夫の出勤準備と重なってしまう。
B校:全て動画講座で時間の制約はないが、質問できる機会が月1回のみ。「一人で最後まで続けられるかな?」という不安。
C校(OREO YOGA ACADEMY):動画講座がメインで、1対1のセッションが3回ある。時差を考慮して、セッションの時間を調整してくれる。
決め手となったのは、OREOからの返信メールでした。
「海外在住の受講生も多くいらっしゃいます。セッションの時間は柔軟に対応しますので、ご安心ください。アメリカ東海岸でしたら、日本時間の朝10時が現地時間の夜9時になりますね。お子様の有無や生活リズムに合わせて調整できます」
この丁寧な対応に、M.Kさんの心は決まりました。申し込みボタンを押したのは、検索を始めてから3週間後のことでした。
福田 舞 ヨガインストラクター海外在住の方からのご相談はとても多いんです。私の生徒さんにも、シンガポール在住の方がいました。「日本のヨガが恋しくて」と言っていたのが印象的でした。海外のヨガは確かに「感覚重視」が多く、アライメント(正しい姿勢)を細かく教えてくれるところは少ないですね。だからこそ、基礎をしっかり学べるRYT200の価値があるんです。
受講開始から1ヶ月「想像以上に充実した内容」
2023年4月、M.Kさんの受講がスタートしました。最初に送られてきたのは、200時間分の動画講座と分厚いテキスト。
「え、こんなにあるの?」
正直、量の多さに圧倒されました。でも、動画を見始めると、今まで疑問に思っていたことが次々と解決していきます。
朝6時半、夫を見送った後の「私時間」
M.Kさんの学習スケジュールは、こうでした:
平日:朝6時半〜8時(夫を見送った後)
土日:午前中2〜3時間(夫は趣味のゴルフ)
動画は1本30分〜1時間程度。朝の時間に1本見て、午後にヨガマットを敷いて実際にポーズを練習する。この繰り返しでした。
「アーサナの動画を見た後、ジムのヨガクラスに参加すると、『あ、これはウトゥカタ・アーサナ(椅子のポーズ)だ!太ももの前側を意識するんだった』って、急に理解が深まったんです。今まで何となくやっていたポーズに、ちゃんと意味があることがわかりました」
初回セッション「カメラの前で緊張しまくり」
受講開始から1ヶ月後、初回の個別セッションがありました。日本時間の朝10時、現地時間の夜9時。夫がシャワーを浴びている間の1時間です。
「こんにちは!M.Kさんですね。アメリカからありがとうございます」
画面に映った講師の先生は、想像以上に優しそうな方でした。でも、M.Kさんは緊張で手がブルブル震えていました。
「『それでは、太陽礼拝をやってみましょう』と言われた時、頭が真っ白になりました。動画では何度も練習したのに、見られていると思うと体が固まって。『途中で止まっても大丈夫ですよ』と先生が言ってくれて、やっと動けました」
でも、セッションが終わる頃には、M.Kさんの表情は明るくなっていました。
「先生が『M.Kさんのダウンドッグ、とても安定していますね。ただ、もう少し手のひらで床を押すイメージを持つと、さらに良くなりますよ』と言ってくれて。具体的なアドバイスがもらえたのが嬉しかった」
2ヶ月目の壁「ヨガ哲学が難しすぎる」
順調に進んでいたM.Kさんの学習ですが、2ヶ月目に大きな壁にぶつかりました。ヨガ哲学の単元です。
「ヨーガ・スートラ」「八支則」「プラーナ」...聞いたこともない言葉が次々と出てきます。
「アーサナは体で理解できるけど、哲学は頭で理解しないといけない。しかも、英語でヨガをやってる私には、サンスクリット語なんて全然わからなくて。一時期、『私には向いてないのかな』って落ち込みました」
動画を見ても、テキストを読んでも、理解できない。そんな日が2週間続きました。
転機となったLINEサポート
悩んだ末、M.KさんはスクールのLINEサポートに相談しました。
「ヨガ哲学が難しくて、理解できません。このままだと修了できない可能性があります」
すると、30分後に返信が来ました。
「M.Kさん、ご相談ありがとうございます。ヨガ哲学は確かに最初は難しく感じますが、完璧に理解する必要はありません。『今日は八支則の1つ目だけ』というように、小さく区切って学習してみてください。また、現代の生活に置き換えて考えると理解しやすいですよ。例えば『アヒムサ(非暴力)』は、他人に優しくすることだけでなく、自分を責めすぎないことも含まれます」
この返信で、M.Kさんの学習方法が変わりました。
「『完璧に理解しなくていい』と言ってもらえて、気持ちが楽になりました。それからは、『今日はこれだけ』と決めて、少しずつ進めるようにしたんです」
3ヶ月目「自分の変化に驚く」
最終月に入ると、M.Kさん自身も驚くほどの変化が現れました。
ジムのヨガクラスで感じた成長
いつものようにジムのヨガクラスに参加した時のことです。先生が「Warrior III」と言った瞬間、M.Kさんの体は自然に動いていました。
「戦士のポーズ3番ですね。軸足でしっかり床を押して、後ろ足は天井に向かって伸ばして...って、頭の中で自然にインストラクションが浮かんできたんです。3ヶ月前は『先生、何て言ったの?』って隣の人に聞いてたのに」
クラス後、隣にいたアメリカ人女性に声をかけられました。
「Your poses look so stable today! Are you taking some teacher training?(今日のポーズ、とても安定してるわね!インストラクターの勉強してるの?)」
英語で褒められたのも嬉しかったのですが、それ以上に「成長を他人に気づいてもらえた」ことが大きな自信になりました。
最終セッション「60分のクラスを組み立てる」
3回目の個別セッションは、60分のヨガクラスを組み立てて、実際にインストラクションする課題でした。
M.Kさんが選んだテーマは「朝のエネルギーチャージヨガ」。アメリカで毎朝ヨガをしている経験を活かしました。
「最初は緊張して、『えーっと、次は...』って詰まってしまったんです。でも、先生が『大丈夫、ゆっくりでいいですよ』と笑顔で言ってくれて。途中からは、普段ジムで受けているクラスを思い出しながら、自然に言葉が出てきました」
セッション後の講師からのフィードバックは、A4用紙3枚にわたる詳細なものでした。
「『M.Kさんの優しい声のトーンが、朝のクラスにとても合っています』『海外での経験を活かした、グローバルな視点のクラス構成ですね』って書いてあって。自分では気づかなかった長所を教えてもらえました」
資格取得から半年後「新しい目標が見えてきた」
2023年7月、M.Kさんは無事にRYT200を取得しました。全米ヨガアライアンスへの申請も、スクールのサポートを受けながらスムーズに完了。
現在も毎日ジムでヨガを続けていますが、以前とは全く違う気持ちで参加しています。
「今は『今日はどんなポーズが出てくるかな』『このポーズの意味は何だろう』って、好奇心を持って参加できるんです。先生の英語も、ヨガ用語がわかるようになったおかげで、8割は理解できるようになりました」
「いつか日本で」という新しい夢
夫の任期はあと2年。日本に帰国したら、M.Kさんには新しい目標があります。
「アメリカのヨガは、本当に自由で楽しいんです。『完璧じゃなくていい』『自分のペースで』っていう考え方が根付いてる。でも日本のヨガは、どうしても『正しくやらなきゃ』って思いがちですよね。いつか、アメリカで学んだ『楽しいヨガ』を日本でも広められたらいいなって思ってます」
具体的にインストラクターになるかはまだ決めていませんが、「ヨガの楽しさを伝えたい」という気持ちは確実に芽生えています。
福田 舞 ヨガインストラクターM.Kさんのような海外経験を持つ方は、実はとても貴重な存在なんです。日本とは違うヨガの文化を肌で感じているからこそ、固定観念にとらわれない指導ができる。「完璧じゃなくていい」という考え方は、特に日本人には必要な視点だと思います。海外で培った「多様性を受け入れる力」は、きっと多くの生徒さんに響くはずです。
他の海外在住受講生の声「時差を乗り越えた仲間たち」
M.Kさんのように、海外からオンラインでRYT200を取得した方は他にもいます。
- 「シンガポール在住。子育てしながらでも、動画なら隙間時間で学べました」(30代・駐在員妻)
- 「ロンドンから受講。現地のヨガスタジオでバイトを始めました」(20代・留学生)
- "オーストラリア在住。日本語でヨガを学べる貴重な機会でした"(40代・永住者)
共通しているのは、「時差があっても、動画講座なら自分のペースで学べる」という点です。
地方在住者の体験「車で1時間半の現実」
海外だけでなく、国内の地方在住者にとってもオンライン講座は救世主です。
北海道在住のA.Tさん(40代・主婦)は、こんな状況でした:
"3年通っていたヨガ教室が閉鎖になって、一番近いスタジオまで車で1時間半。冬は雪で通えない日も多くて。でも、どうしてもヨガを続けたかったんです"
A.Tさんが選んだのは、価格重視のオンラインスクール「シークエンス」でした。
"10万円以下で資格が取れるなんて信じられませんでした。講義動画はバスの中でも見られるし、待ち時間も有効活用できて。mio先生のフィードバックが的確で、質問にもしっかり答えてもらえました"
資格取得後の活動「地域でヨガ体験イベント開催」
A.Tさんは資格取得後、地域で小さなヨガイベントを企画しました。
"『ヨガ体験会』として、公民館で月1回開催することにしました。参加費は500円。最初は友人3人だけでしたが、今は毎回10人以上来てくれます。『先生のヨガは優しくて続けやすい』って言ってもらえて、本当に嬉しいです"
RYT200で学んだ知識が、確実に地域の人たちの役に立っています。
オンライン受講を成功させる5つのステップ
M.Kさんや他の受講生の体験から見えてきた、オンライン受講を成功させるポイントをまとめました。
ステップ1:学習環境を整える(開始前1週間)
必要なもの:
- ヨガマット(6mm以上の厚みがおすすめ)
- ブロック2個、ストラップ1本
- 安定したネット環境
- 静かに集中できる場所
時間の確保:
平日1時間、土日2〜3時間が目安。M.Kさんのように「朝の時間」を活用する人が多いです。
ステップ2:動画視聴のコツを掴む(開始〜1ヶ月)
効率的な視聴方法:
- 1回目:全体の流れを把握
- 2回目:ポーズを実際にやりながら視聴
- 3回目:重要ポイントをメモ
"動画は何度でも見直せるのが最大のメリット。一時停止して、ポーズを確認できるから、対面レッスンより理解が深まりました"(M.Kさん)
ステップ3:質問・相談を積極的に活用(1〜2ヶ月)
多くのオンラインスクールで、LINEやメールでの質問サポートがあります。
効果的な質問の仕方:
- 具体的に:「ダウンドッグで手首が痛い」
- 写真付きで:ポーズの写真を送る
- 小さな疑問も遠慮なく
"最初は『こんなこと聞いていいのかな』と思ってましたが、どんな質問にも丁寧に答えてくれました。30分以内に返信が来るので、学習が止まることがありませんでした"(A.Tさん)
ステップ4:個別セッションを最大限活用(2〜3ヶ月)
オンラインスクールの多くで、講師との1対1セッションがあります。
準備すること:
- 質問リストを事前に作成
- 苦手なポーズを明確に
- 将来の目標を伝える
"セッションで学んだことを、翌日のヨガクラスで意識すると、びっくりするほど自分のアーサナが改善されました"(M.Kさん)
ステップ5:学んだことを実践で活かす(修了後)
資格取得がゴールではありません。学んだ知識をどう活かすかが重要です。
活かし方の例:
- 家族や友人にヨガを教える
- 地域のイベントで体験会を開催
- オンラインでレッスンを配信
- 既存のスタジオでインストラクターとして働く
福田 舞 ヨガインストラクターオンライン受講の成功の秘訣は「継続する仕組み作り」です。私がアドバイスするのは、学習時間を「習慣」にすること。歯磨きと同じように、決まった時間に行う。そして、小さな成長を記録する。「今日はこのポーズができた」「この呼吸法で気持ちが落ち着いた」など。成長を可視化することで、モチベーションが維持できます。
M.Kさんが選んだOREO YOGA ACADEMYの特徴
M.Kさんが受講したOREO YOGA ACADEMYは、海外在住者に特に配慮したサポート体制が特徴です。
時差対応の個別セッション
通常の日本時間での開催に加え、海外在住者向けに時間調整が可能。アメリカ、ヨーロッパ、オセアニアなど、各地域の生活リズムに合わせてセッション時間を設定できます。
充実した動画コンテンツ
200時間分の動画は、以下のように構成されています:
- アーサナ(ポーズ):80時間
- ヨガ哲学:40時間
- 解剖学:30時間
- 呼吸法・瞑想:25時間
- 指導法:25時間
手厚いサポート体制
LINEでの質問対応は24時間以内に返信。全米ヨガアライアンスへの申請サポートも含まれています。
"申請の英語フォームが不安でしたが、スクールが日本語で説明してくれて、スムーズに完了できました"(M.Kさん)
よくある質問:海外在住者の不安を解消
Q1: 時差があっても本当に受講できますか?
はい、可能です。動画講座がメインのため、時差は大きな問題になりません。個別セッションも時間調整ができるスクールを選べば安心です。実際に、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国から受講生がいます。重要なのは、安定したネット環境と、週10〜15時間の学習時間を確保することです。
Q2: 英語圏在住ですが、日本語での受講に意味はありますか?
大いにあります。M.Kさんのケースでも、英語でヨガを学んでいたからこそ、日本語での詳細な解説が新鮮で理解が深まりました。サンスクリット語の正しい発音や、ヨガ哲学の微妙なニュアンスは、母国語で学ぶ方が確実に身につきます。また、将来日本でインストラクターになる場合、日本式の指導法を学んでおくことは大きなアドバンテージになります。
Q3: 海外から全米ヨガアライアンスに申請できますか?
できます。申請は全てオンラインで完了し、居住地は関係ありません。ただし、英語での申請になるため、不安な方はスクールのサポートを受けることをおすすめします。申請料115ドルは、クレジットカードで支払い可能です。承認されると、デジタル証明書がメールで送られてきます。
Q4: 日本帰国後、資格は有効ですか?
はい、世界共通の資格なので、もちろん有効です。むしろ、海外でのヨガ経験があることは、日本のスタジオでは差別化ポイントになります。「アメリカ式のリラックスしたヨガ」「国際的な視点を持つインストラクター」として、独自のポジションを築けるでしょう。
Q5: 費用の支払いは海外からでも可能ですか?
多くのスクールで、クレジットカードまたは海外送金での支払いが可能です。為替レートの変動もありますが、円建てで表示されている金額が基準になります。分割払いに対応しているスクールもあるので、まとまった費用が準備できない場合は相談してみてください。ただし、海外発行のクレジットカードでは決済できない場合もあるため、事前に確認が必要です。
まとめ:海外からでも夢は叶えられる
M.Kさんの体験を通じて見えてきたのは、以下の3つのポイントです:
1. 場所は関係ない
時差8時間のアメリカからでも、質の高いヨガ教育を受けられる時代になりました。重要なのは、自分に合ったスクールを選ぶことです。
2. 継続が力になる
毎朝1時間の積み重ねが、3ヶ月後には大きな成長となって現れます。完璧を求めず、少しずつでも続けることが成功の鍵です。
3. 学びは実践で活かされる
資格取得は通過点。学んだ知識を自分なりに活かす道を見つけることで、ヨガの真の価値を実感できます。
福田 舞 ヨガインストラクター海外在住の方々には、ぜひ自信を持ってチャレンジしてほしいと思います。距離は物理的な制約に過ぎません。ヨガは心と体をつなぐもの。その学びに国境はありません。M.Kさんのように、「いつか」ではなく「今」始めることで、新しい自分に出会えるはずです。あなたの中にある可能性を、ヨガを通じて開花させてください。
「海外にいるから無理」「時差があるから難しい」そんな思い込みを手放して、一歩踏み出してみませんか?
あなたの「いつか」は、今日から始められます。
関連記事
こちらの記事もおすすめです。







